2018年01月26日〜2018年03月25日

開館30周年特別展 Part1 “ピカソ と 駒井哲郎 銅版画展”

 平成30年1月26日(金) ~ 3月25日(日)
       “ピカソ と 駒井哲郎 銅版画展”

 “世紀の画家・ピカソ” と “日本の銅版画家・駒井哲郎” の作品を展示
いずれの作品も、銅版画の基本的技法(エッチング・アクアチント・ドライポイント等)
を使って、美術ファンや美術を学ぶ人達には、ぜひ観て頂ければと思っています。

パプロ・ピカソ(1881~1973・スペイン)
 1881年スペインのマラガに生まれる。1973年フランス・ムージュで没。
8歳の時美術教師の父に油絵を習い始める。その後、本格的に絵画の勉強を始め、1900年初めてパリに出る。
油絵ばかりでなく、版画・彫刻、焼物にも創造性を発揮、多彩なイメージで絶えず新境地を開拓していく。
作品は、「青の時代」・「バラ色の時代」・「アフリカ彫刻の時代」・「分析的キュビスム」・
「総合的キュビスム」に分類される。
晩年の“エロチカ” の頃から、作画月日の数字が逆になっているのは、版に直接逆に描かない為
作品には逆に彫られることになっている。この逆の数字は、ピカソの生の声を伝えているように思われる。

 作品名  “素晴らしき根取られ亭主” (Le cocu Magnifique)
 制作年  晩年の1966年11月~12月 に制作したシリーズ作品 12点

駒井 哲郎 (1920~1976)
 1920年東京に生まれる。昭和期の日本の銅版画家。昭和13年慶応義塾卒業。現在の東京芸大油画科に
入学、卒業。昭和29年渡仏。パリノ国立美術学校でビュランの技法を学ぶが、熟練を要するため、30歳を
過ぎてからの彼は困難だったようだ。1963年東京芸大講師、助教授、教授を就任し、173年自薦による
『駒井哲郎銅版画作品集』を刊行。
1976年舌癌の為56歳の若さで死去。

 作品名  “闇の中の黒い馬”  
      スイット作品、詩は埴谷雄高(はにや ゆたか)の「夢についての九つの短編」
 制作年  1971年  銅版画22点
 

イベントデータ

開催期間 2018年01月26日〜2018年03月25日
開催会場 公益財団法人 喜多美術館 ・ 新館
入館料 大人:800円
大学・高校生:700円


中学・小学生:200円 (但し、保護者同伴)
電話番号 0744-45-2849

展示の様子

地図・基本情報

施設名
電話番号 0744-45-2849
FAX番号 0744-45-2849
休館日 月曜日 / 木曜日( 祝日の時は翌日休み )
展示替え、夏休み、年末年始

※11月4日(火)?11月6日(木)迄、展示替えの為休館致します。
入館料 大人:800円
大学・高校生:700円


中学・小学生:200円 (但し、保護者同伴)